マイクロスコープと金属顕微鏡の違い
マイクロスコープと金属顕微鏡は共に、光学顕微鏡と呼ばれる可視光線(光)を利用した顕微鏡の一種です。しかし、それぞれ用途が異なります。
金属顕微鏡は観察物を上から肉眼で観察する顕微鏡です。解像度が良く、カバーガラスを用いないため、金属の組織や電子部品などの観察に使われます。しかし被写界深度が浅く、凹凸が大きい対象物の観察は苦手とします。
マイクロスコープはズームレンズにカメラを搭載しているため、モニターでの観察ができます。また被写界深度が深いため、凹凸が大きい対象物も正確に観察できます。このマイクロスコープは近年、医療において導入され、活躍をしています。マイクロスコープを取り入れることで肉眼での限界を超え、より高度な治療が可能になります。
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